オーロラの夜

 

僕は宇宙のゴミみたいに 漂ってく

コントロール不能 磁石みたいに 纏いながら漂ってく

 

僕は宇宙のゴミみたいに 漂ってく

メトロノームの 針振れるたび 何か失ってる気もする

 

ふわふわ 規則正しく歩く人達 通り過ぎて

ふわふわ たどり着いた いつもの場所で


オーロラを見たよ 僕を叩き起こしたんだ
どうでもいいような どうでもよくないような夜が 姿を変えて
風が吹き抜ける

 

 

僕は宇宙のゴミみたいに 漂ってる

凍えるような真冬の空の下 温かさを取り戻した気がして

 

 

あぁ 鏡のかけらとなって 全てを映し出せたのなら
涙が ほら 地に降り注いでく

世界が満たされていくんだ


オーロラを見たよ 僕を叩き起こしたんだ
どうでもいいような どうでもよくないような夜が 姿を変えて
風が吹き抜けるんだ

 

ずっと前から そうだったんだ

ずっと前から そうだったんだ